モルディブといえば、言わずとしれたダイバー憧れの国。
そう、スキューバーダイビング!
世界中を渡り歩いて(泳いで?)来た、あるダイビングインストラクターさんのお話によると、モルディブは他の国と比べて圧倒的に魚影が濃い!のだそう。
確かに
”シュノーケルでもあれだけ色々な種類の魚を見られるのはすごい~!”
という声もよく聞くし、
”港から下を覗いただけでも熱帯業が見える~!”
というのは、海しかない国(!)、そして透明度抜群の海に囲まれた島国ならでは、です。
そんな誰もかれもが大絶賛の海でダイビングを満喫するには、どんな滞在スタイルがあるのか?
どこに滞在すべきなのか??
そんな質問にお答え致します。
モルディブへのダイビング旅行を計画する際の参考にどうぞ!
ダイビングを楽しむ滞在スタイル その①
まず最初のご紹介するのは、モルディブといえば!の【リゾート島滞在】です。
モルディブは1島1リゾート。
滞在中はずっとその島で過ごすことになります。
島内には宿泊施設、レストラン、スパ、バーなどの施設の他に、ダイビングショップもあります。
ダイビングサービスがない!というリゾートはないと思います(念のため確認してくださいね)。
ライセンスを持っているダイバー向けのファンダイブはもちろん、オープンウォーターライセンス取得講習、アドバンスライセンスなどへのステップアップコース、スペシャリティーコースなども充実。
日本人ダイビングインストラクター常駐のリゾートもいくつかあるので、言葉に不安がある場合はそれをまずチェックするのがお勧めです。

(こちらは数年前に撮った、オルベリリゾートのダイビングセンター)
もしリゾートに1週間以上滞在する、なんて贅沢旅!の場合は、これを機会にライセンス取得!もいいのではないでしょうか。
モルディブでダイビングライセンス取得なんて・・・!
一生の思い出になりそうですね!
ダイビングを楽しむ滞在スタイル その②
こちらも大分前から浸透している、代表的な滞在スタイル【サファリボート滞在】。
実は私、以前日本のとあるダイビングショップ系列の旅行会社で働いたことがあるんですが、同僚はほとんどがライセンス保持者で、長期休暇がとれるとほぼ全員が
”サファリボート乗ってくる!”
と言っていたものです。
それで何となく”サファリボート”という存在は知っていたのですが、モルディブにはこんなにサファリボートがたくさんあるとは!
そもそもサファリボートとは何ぞやと言うと、
・ボート船内にゲストルーム、ダイビングルームなどがあり、船上滞在となる。
・国によって何泊〜と定番があるようで、モルディブの定番は土曜乗船、金曜もしくは土曜下船。
ということで、約1週間の船旅。
・インストラクターも乗船しており、季節や天候に合わせてダイビングポイントを巡る。
・1日3~4ダイブくらいできる。
・ライセンス取得もできる。
・アルコールライセンスがあるので、船上でビールや各アルコールを思う存分楽しめる!
というものです。
そしてモルディブには様々なスタイルのダイビングサファリボートがあり、私が把握している限りは下記の種類に分けられる模様。
1.日本人御用達(インストラクター、ゲストとも日本人比率高し)
*よって言葉に不便なし。
2.多国籍ボート(インストラクター、ゲストともいろいろな国籍。)
*よって言葉は英語、イタリア語、ドイツ語などが飛び交う。日本語はほぼ通じない。
そして上記種類から、さらに
3.スタンダードグレード
4.ラグジュアリーグレード
と分けられます。
スタンダードグレードのサファリボートの場合、料金面でラグジュアリーグレードと比べると ”お値段重視”という雰囲気で、ゲストルームのイメージとしてはなんとなく”合宿”。
二段ベッドに少々狭めのお部屋。
お友達同士の参加や、一人参加でもワイワイ他のゲストと一緒に騒ぎたい、騒げる!という方向けという印象。
ラグジュアリーグレードのボートは、お値段もお高い分、船上ホテルと言えるくらい豪華な雰囲気。
広々と明るいお部屋(2段ベッドではなく、普通の横並びベッド)、お洒落インテリアのダイニング、中にはスパ併設!なんてボートも。
こちらはハネムーンや、ワンランク上の滞在を楽しみたい方向けですね。
チェックしたところ、船内にあるドリンクメニュー(特にワイン)の種類もラグジュアリーグレードでした。
お好みと予算次第、といったところでしょうか。

(毎週土曜日はゲストのの上下船で、空港周辺にダイビングサファリが集結)
ダイビングを楽しむ滞在スタイル その③
そしてそして。
最後を飾るのは、モルディブの新しい滞在スタイル【ローカル島滞在】。
弊社S&Yツアーズアンドトラベルが得意としている分野です。
ローカル島とは住民島。
現地の人々が住む島です。
これには首都マレ島、空港島フルマーレも含まれます。
10年ほど前にローカル島ツーリズムが解禁されてからというもの、いろいろなローカル島にはゲストハウスやホテルがオープン。
観光客の増加に伴い、島内ではダイビングやマリンスポーツ、スパといったツーリズムインフラも発展。
一周歩いて30分ほどののどかで小さな島に、ダイビングショップが3軒もある!なんて島もあります。
(でも大抵、早々と1軒のみ生き残る。。。厳しい世界だ。。。)
リゾートと比べ滞在費はもちろん、ダイビング料金もお手頃価格で楽しめるということもあり、予算を抑えたい長期滞在ダイバーに人気があります。
リゾート島同様、ファンダイビングはもちろんライセンス講習も受講可能。
ただし日本人インストラクターが常駐しているダイビングサービスのあるローカル島は今のところ聞かず、モルディブ人やイタリア人インストラクターがメイン。
そのため英語での受講となります。
(事前に予約すれば、教材は日本語版を用意してくれることも)
(南マーレ環礁グラドゥ島 ダイビングサービス)
まとめ
以上が、モルディブでダイビングを楽しむ滞在スタイル3選です。
まずはお好み、そして滞在日数と予算で決めるといった感じですね。
同行者もダイビングをするのかどうか、にもよると思います。
世界中のダイバー憧れの国、モルディブ。
何度か行く機会があるのであれば、全スタイル制覇!
これも憧れ・・・!ですね。