日本発着のツアーではなく個人旅行で海外旅行に行くと、
一度は現地のオプショナルツアーに参加する、
という人も少なくないのではないでしょうか。
個人では行きにくいところ、交通が不便なところに行きたい時、
時間がなく効率的に動きたい時などは現地ツアーが便利ですね。
モルディブは海のアクティビティ満載
モルディブの代表的なオプショナルツアーは結構いろいろとありますが、
定番且つ絶対に外せない!現地ツアーをご紹介します。
なにはともあれ、外せないのが・・・
【シュノーケルツアー】
日本人はシュノーケルが大好き。
というのも ”海がきれい=魚もたくさん” というイメージがあるからだと
思うのですが、
リゾート選び、ローカル島選びにも、”シュノーケルが楽しめる島” と
いう希望は必ずといいほど入ってきます。
島のビーチに珊瑚がたくさんあり、
魚がたくさんいるシュノーケル天国のような島もあることにはあるのですが、
実はかなり希少です。
実際は、現地のシュノーケルツアーに参加してシュノーケルポイントまで
連れて行ってもらってすると、かなり満足度の高いシュノーケルを楽しめます。
シュノーケルポイントも様々あり、
”海ガメシュノーケルツアー”、”マンタシュノーケルツアー”、
”熱帯魚シュノーケルツアー”、”ジンベイザメシュノーケルツアー”、
”サンドバンクシュノーケルツアー”とあります。
現地の人はよくポイントを知っています。
特に海ガメ、マンタ、ジンベイザメといった大物と一緒に泳ぎたい!場合は、
ツアー参加が必須です。
続いての定番オプショナルツアーは
【サンドバンクツアー】
これはもう、モルディブに行くからには必ず参加して欲しいツアーです。
サンドバンクとは、海の中にポッカリと浮かぶ砂丘。
相当幻想的で、非日常感満載です。
そんなサンドバンクに降り立ち、パラソルの下で海を眺めてゆっくり過ごしたり、
サンドバンク周りの遠浅の海で海水浴をしたり・・・
ランチ込のツアーもあるので、一日中、砂の孤島でモルディブ!を楽しめます。
ハネムーンの方向けに、サンドバンク貸し切りのディナーツアーなんかを
開催している場合もあります。
そしてこちらも人気。
【サンセットフィッシングツアー】
竿を使わない、モルディブ式、糸を垂らして釣るスタイル。
結構大物や、また日本では見られなような魚も釣れることがあるので、
釣り好きの方はもちろん、お子様連れの家族旅行にも人気、
普段釣りをしない方にも新鮮な体験でお勧めです。
釣れないときは本当に釣れない、釣れるときは入れ食い状態。
・・・このあたりは日本で魚釣りをするのと変わりません。
船から見るインド洋の夕焼け、また運が良ければイルカの群れと
遭遇することもあります。
釣れた魚はその日の夕食にグリルにしてくれる、うれしいサービスも。
ダイビングやマリンスポーツも
そしてもちろん!
ダイビングも外せません。
世界中のダイバー憧れのモルディブですから!
ダイビングライセンスを持っていない場合は体験ダイビング。
どのリゾートでもダイビングサービスはありますし、
ローカル島にも増えてきています。
1週間ほど滞在するのであれば、
オープンウォーターライセンス取得もできますよ。
マリンスポーツも充実しています。
バナナボート、ファンチューブ、ジェットスキーなどなど、
グアムやハワイで定番ですね。
それに加え、フライボード(足の下から噴水みたいに水が噴き出て浮かぶやつ)や、
今日本でも話題のSUP、ボードヨガなど、いろいろなアクティビティを楽しめます。
実は一番お勧めなのは日帰りリゾートツアー
これまでご紹介してきたツアーは、定番の外せないツアーとして。
そしてこちら【日帰りリゾートツアー】は意外と知られておらず、
私自身、モルディブに来てから2年半の青年海外協力隊時代に住んでいた間は、
”リゾートに日帰りで行けるツアーがある”ということ自体知りませんでした。
知っていたらたまに気分転換に行っていたかも・・・!というくらい、お勧めです。
モルディブは1島1リゾートという独特なスタイルのため、
思い立って気軽にリゾート島に行けるわけではありません。
基本的に宿泊予約をした場合しか入島できません。
そもそもリゾートへ行く公共交通機関もありませんし。
そんな訳で、リゾートは宿泊でしか行けない!という固定観念があるのですが、
実は日帰りツアーを催行しているリゾートがいくつかあります。
首都マレ付近もありますし、いろいろな環礁でその環礁内のローカル島から
発着可能なのです。
リゾートによってツアー内容は違いますが、
基本的には往復スピードボート送迎、ランチビュッフェ、共同シャワー施設、
バーでの飲み物(アルコール含む飲み放題)といったプランが一般的です。
料金もリゾートによって異なりますが、
目安としては一人あたり120~150ドルほどでしょうか。
決して高くはないですね。
オプショナルツアーの予約方法
事前にガッチリ予定をかためていきたい気持ちは分かるのですが、
モルディブのアクティビティは海中心。
当日の天候や海の状況に催行は左右されます。
そのため、基本的には現地ツアーは現地に到着してから
予約するスタイルが主流です。
ただそうはいっても、限られた日程。
当日満席で参加できないのは避けたいし、スケジュールはある程度
決めておきたい場合は、事前の予約が可能なツアーもあります。
例えばダイビング、日帰りリゾートツアー、潜水艦ツアー、
その他観光ガイドを伴うツアーなどですね。
注意点としてはリゾート滞在の場合、リゾート内で催行されているツアーは
リゾート到着時にしか予約できません。
たまに〇〇リゾートのジンベイザメツアーやダイビング、スパを
予約したいんですが・・・・とお問合せを頂くのですが、
あいにく難しいです。
リゾートも併せてご予約依頼を頂いている場合は、事前にリゾートに
ご希望を伝えることはできます。
が、先に述べたように催行状況は当日の天候次第のため、
現地で調整という流れになります。
海を眺めてゆっくり過ごす
モルディブはハワイやグアムと違って、
リゾートにしてもローカル島にしても、小さな島でゆっくり過ごすスタイル。
ショッピングモールもありませんし、ガイドブックに載るような
パンケーキ屋もありません。
ただただ美しい海をビーチに寝転んで眺める・・・
そして気が向いたら海に入る・・・
というのが、結局のところモルディブでの一番お勧めの過ごし方です。
現地でほどほどアクティビティも楽しみ、ゆったりとした時間も楽しむ場合、
最低でも4泊、できれば5泊は欲しいところです。
ドイツ人やイタリア人なんかは長期滞在が多く、ノービザで滞在可能な
最大30日間、毎日ビーチに通ってゆ〜っくり過ごすスタイルが決して
めずらしくないんです。
ここまでくると、もう旅行というより、別荘に来て生活しているような
感じでしょうか。