「モルディブで気を付けたいこと」を勝手にまとめてみた!

リゾート 現地お役立ち情報

モルディブ旅行で気を付けたいこと、

知っておきたいことはいろいろあります。
現地に住んでみて分かったこと、ガイドブックにも載っていること、

まとめてみました!

モルディブの宗教はイスラム教

モルディブの国教イスラム教です。
国教ということは、皆宗教、国民全員イスラム教ということです。

イスラム教と言えば、豚肉がダメ?とか、
1日に何回もお祈りするんだっけ・・・?となんとなくの
イメージですよね。

私もモルディブに来るまでは、
イスラム教に触れる機会は人生一度もなかったので、まぁ宗教のひとつ、
くらいにしか思っていませんでした。

イスラム教が国教の国ならではのモルディブで、
観光客が気を付けるべきこととは。
具体的に紹介していきます。

お酒は持ち込めない、買えない、飲めない

えっ!?と思ったかた、ご心配なく。

リゾート島は別です。

リゾートはアルコールライセンスを保持しているため、
リゾート内のレストランやバーでアルコールの提供がありますし、
リゾートによってはお部屋のミニバーで楽しむことができます。

リゾート

ただ ”持ち込めない” と点に関しては、
リゾート島に宿泊するかたにも該当します。
あくまでリゾート島内で販売、提供されているアルコールだけを
楽しむことができるのです。

時々持込み禁止ということを知らずに(?)経由地の免税店で
購入したワインやシャンパンをスーツケースに入れていらっしゃるのですが、
モルディブ国内には持ち込めません。
税関で出国までお預かりになります。

ローカル島の宿泊施設、スーパー、個人商店はアルコールライセンスを
保持していません。
そのため、リゾート島のようにアルコール販売は一切ありません。
きれいな海を眺めながらビールを飲みたい!というかたは、
リゾート島に泊まりましょう。

女性は肌の露出を控えめに

イスラム教の女性って、頭に布を巻いている・・・というのは、
なんとなく知っていました。
厳格な国だと顔も覆って目だけ出しているとか、目さえも隠していたり。
(犯罪が発生した際に人物特定できないよな・・・とか思ってしまう)

女性はできるだけ肌を隠すことが良しとされているんですね。
必要以上に目立たず、自分を守るためです。

モルディブはイスラム教が国教ではありますが、
中東の国々のような厳しい縛りはないようで、
若い女性なんかはジーズンにTシャツで歩いていたりします。
でもさすがにキャミソールに短パンで歩いてはいません。

リゾート島のビーチではビキニOKですが、ローカル島では厳禁です。
知らずにビキニではじけていると、警察が来ますのでご注意を。
観光客向けの宿泊施設が整っているローカル島だと、
ツーリストビーチが設けられています。
その限定エリアではビキニOKです!
(でもヌードはダメ!絶対!)
←1回見かけたことがあって、
あ〜これはもう処刑だ!(冗談)なんて思ってしまいましたが。

ちなみに現地の女性は服を着たまま泳ぎます。
着衣水泳、危険だよ・・・
それよりも何よりも宗教第一なんですね。

平日なのに突然店が閉まる?

そうなんです。

イスラム教は1日5回のお祈りタイムがありますが、
その時間帯にはスーパーや個人商店は一時クローズします。
※レストランはクローズしません。

大まかに、昼、午後3時頃、夕方6時頃、7時頃でしょうか。
一番早いお祈り時間は早朝、太陽がのぼる直前なので、
買い物に支障はありません。
お祈りの時間は時期によって微妙に変動します。

お店が閉まる時間の長さは、大体お祈り時間の前後10分程度。
お店によっては夕方6時頃から8時頃まで閉まってしまう場合もあります。
モスクからアザーンが流れてきたら、閉店。
買い物が途中の場合、早く精算を済ませて退散しましょう。

ちなみにラマダン(断食月)の時期は、
営業時間が変わる場合がありますのでご注意を。

現地の人へのお土産について

現地の人へのお土産について、よく質問を受けます。
聞くところによると食べ物にいろいろ制限があるイスラム教。
悩むところですよね。

”外国人からお土産もらったんだけど、セーフかチェックして〜”
と、モルディブ人の友人が時々美味しそうなお菓子を私のところへ持ってきます。

特に懐かしの日本のお菓子の場合だと、ろくに原材料をチェックせずに
”あ〜、これは残念ながら君たちは食べられないね(私がもらってあげよう)。”

・・・と言いたいところですが、きちんとチェックしてあげています。

食品の原材料名ってグレーゾーンが多いんですよね。
明らかに”肉”とか、”肉エキス”と書いてあれば一目瞭然なのですが。
※豚肉だけダメなイメージですが、実はその他の肉もハラール処理を
されたものでなければNGです。
日本の食品でハラール処理をしているものはほぼありませんので・・・。

グレーゾーンを含む、避けるべき原材料名は下記の通りです。

・ゼラチン
・乳化剤
・遺伝子組み換え
・動物性油脂
・みりん

現地の人も、敏感な人とそこまで神経質ではない人といますので
一概には言えませんが、相手がイスラム教と分かっている以上、
きちんと確認してからあげたいですね。

チェックが手間な場合は、相手が子供の場合はキャラクターもののグッズ。
女性の場合は和柄のタオルハンカチやポーチ。
男性の場合はユニクロの涼しげなリネンシャツなんかいかがでしょう・・・!

ちなみに私がこれまでモルディブ人にあげたもので、
老若男女問わず一番喜ばれたものは・・・

フリクションボールペン(消せるやつ)です。

郷に入れば郷に従え

その国にはその国特有の思想、文化、慣習があるもの。

特に宗教に関しては、日本人にとってはあまり馴染みがない

ということもあってか、
そこまで重要に捉えられていないことが多いような気がします。

首都マレを含むすべてのローカル島では、イスラム教思想に基づいた
生活が営まれています。
不必要な誤解やトラブル、最悪警察沙汰に巻き込まれないためにも、

モルディブはイスラム圏であるということを念頭に置いて、
ビーチバケーションを楽しみましょう!