新型コロナウィルスの影響によるモルディブ入国の際の状況【2月27日最新】

未分類

新型コロナウィルス。

国内旅行はもとより海外旅行を計画されていらっしゃる方にとっては、相当気になりますね。
旅行をキャンセルした!という方も多いのではないでしょうか。

私Yasuは実は先週日本へ一時帰国していたのですが、滞在たった10日間ほどの間で世界各地の
感染者がグッと増え、日本も感染者数が多い国となってしまいました。

国によっては自国民へ日本への不要不急の渡航自粛、そして日本人の入国禁止、入国自体は
拒否しないけど観光地への立ち寄りや公共の乗り物利用を遠慮してほしい、と勧告している
ところも出てきています。

モルディブは2月27日現在、日本人の入国拒否はありません。
ですがついに27日に韓国人(一部地域からの渡航に限る)、イラン人の渡航中止が発表される
などピリピリした雰囲気を感じます。

今回は今日モルディブに戻って来た際の入国の模様を紹介します。
※2月27日の状況です。状況は変わる可能性があります。

健康チェックカードの記入

イミグレーションでパスポートチェックを受ける際、従来の入国カードに加え
「健康チェックカード」なるものの記入・提出が必須となっています。
モルディブへの機上で配られますし、寝ていてもらい損ねた!なんて場合はイミグレーション前
到着口付近に山積みで置かれています。
そちらできちんと記入してからイミグレーションの列に並びましょう。

注意すべきは「英語と中国語のみ」で「日本語訳はない」という点。
ご参考までに和訳付きのものを貼っておきますのでご参考ください。

【表】*記入要

【裏】*記入なし

ヴェラナ国際空港でのマスク着用率

これ、意外と少なくてかなり驚きました。
日本では電車や飛行機では8~9割くらいの人がマスクしてましたから。

確かにモルディブ国内では発症してはいないんですが。
・・・ヴェラナ国際空港は世界中から、そして様々な国を経由している人が一堂に集まる
空港なんですけどね(どの国の空港もそうだけど)。

健康な人がマスクを使用してもあまり意味がない、という説もありますが、咳・くしゃみを
しているのにいわゆる「咳エチケット」をしている人って・・・見ていると結構少ないです。
実際モルディブ入国時のイミグレーションの列で咳・くしゃみしている人、それなりにいました。
自分は咳・くしゃみをしないけど、するべき人がマスクをしてないので、私は自己防衛でする!
といったところです。

イミグレ職員は皆マスクしていました。
ちなみに手袋まで!していましたよ。

余談ですが、ヴェラナ国際空港からフルマーレへ向かうバスの中で、隣に座った現地の人が
私を見て、口と鼻をずっと抑えていたのが結構ショックでした。
私は咳もくしゃみもしていないのにマスクしていたんですが(逆にマスクしていたから?)。
こちらの人から見たら日本人も中国人も韓国人も見た目同じですからね・・・。
って日本も発症者数が今や多い国のひとつか・・・。

サーモグラフィーの実施

これはどの空港でもされていますが、ヴェラナ国際空港でもイミグレーション前付近では
カメラで体温を測る措置が取られています。
37.5度以上の場合、健康カウンターに通されるようです。

在モルディブ日本国大使館からの最新情報

在住者に送られてくる在モルディブ日本国大使館からの情報です。
一部抜粋しています。

●2月26日,アミーン保健相は,急速に拡大する新型コロナウィルス感染症対策として,モルディブへの

(1)クルーズ船の入港禁止,(2)イランからの入国禁止,(3)韓国の一部地域からの
入国禁止を発表しました。1.モルディブ大統領府のプレスリリースより,2月26日,アミーン保健相は,上記の措置を
決定した旨発表しました。

また,26日現在,モルディブ国内に新型コロナウィルス感染症の感染者はいないとも述べました。

また,報道による同相の追加発言要旨は次のとおりです。
・この決定は当局が状況を検証するまで継続されます。
・モルディブ国内の空港で,これまでに約14万7千人が新型コロナウィルス感染症の審査を受け,
うち538人が審査後の監視を受け,更にこのうち37人が入国を拒否され送還(帰国)されました。

2.これまでのモルディブ側の対応は,要約すると以下のとおりです。
(1)中国への直行便の中止
(2)問診票の配布(空港で回収)及び空港でのサーモグラフィ・カメラ検査
(3)首都マレ市フルマレ島北部(造成地区Phase2)Farukolhufushiに隔離施設を設置
(4)首都マレ市のフルマレ病院,ダルマバンサ病院に病室等を用意
(5)首都マレ市のインディラガンジー病院(IGMH)で検査体制の整備
(6)罹患者が確認された国に
渡航・在留するモルディブ人の在留登録の励行
(7)モルディブ保健庁は,24時間対応のコール
センター「1676」を設置
(8)2月3日より,当面の間,中国国内に滞在・トランジットをした
外国人渡航者のモルディブへの入国拒否(NEW)
(9)クルーズ船の入港禁止
(10)イランからの入国禁止(11)韓国の大邱広域市及び慶尚北道清道郡からの入国禁止

3.一部の航空会社は,運航を見直し(運休,機体の変更)しており,移動の際には注意が必要です。

 

最新情報を確認する

状況は刻々と変わります。
海外旅行をされる方は、まずは現地日本国大使館のホームページ、そして各フライト会社の情報を
確認することが必須となります。