コロナウィルス対策でモルディブの一部リゾート営業停止決断【3月20日最新】

現地お役立ち情報

新型コロナウィルスに関するモルディブの対応、日々いろいろと新しい制約、対策が
見られます。
終息への見通しがまだまだ見られない今、これ以上の拡大と爆発感染を防ぐためには
致し方ないと思います。

そんな中、モルディブリゾート業界のリーディングカンパニーとも言える老舗会社が
大きな決断をしました。

営業停止の決断

こちらはモルディブのニュースでも報道されていますが、実際に該当リゾートで働いている
私の教え子(青年海外協力多時代の日本語クラス)から聞いた確かな情報です。

Universal Resort(ユニバーサル・リゾート)は4月から3ヵ月間、経営しているリゾートす
べての営業一時停止を決定したそうです。

該当リゾートは下記の通りです。

Kurumba Maldives(クルンバ・モルディブ)
Velassaru Maldives(ヴェラッサル・モルディブ)
Kuramathi Maldives(クラマティ・モルディブ)
Baros Maldives(バロス・モルディブ)
Kandolhu Maldives(カンドゥル・モルディブ)
Dhigali Maldives(ディガリ・モルディブ)
Milaidhoo Island Maldives(ミライドゥ・アイランド・モルディブ)
Faarufushi Maldives(ファールフシ・モルディブ)

上記リゾートを予約されている方は、予約元の旅行会社から連絡が入ることと思いますが
オンラインサイトなどで個人で予約されている方は、日程変更やキャンセル規約について
ご自身でご確認されることをお勧めします。

リゾート島のみならずローカル島の宿泊施設も

ローカル島の宿泊施設も営業停止の大きな決断をしています。

私自身お気に入りのヴァーヴ環礁ティナドゥ島のプルメリアホテル。
こちらもいち早く、4月・5月の自主営業停止の決断をしていました。

その決断の数日後、政府判断で3月17日から31日までモルディブ全土(ローカル島)の
ゲストハウス、ホテルの宿泊中止決定がされました。

政府よりも早く、企業レベル、個人レベルでの決断が見られました。

今後の対応は

老舗リゾートが3ヶ月の営業停止を発表した今、後に続くリゾートも出てくるのでは
ないでしょうか。

【追記3月21日】
他にもクローズしているリゾートがあるようなので、個人旅行で予約を入れている場合は
直接リゾートへ確認が必要です。
状況は変わります。

弊社へもリゾートやローカル島のお問い合わせを頂くのですが・・・ご案内が非常に難しいです。
なにせ相手が目に見えないウィルスですし、5月に入れば大丈夫なのか、夏休みはどうなのか・・・
誰にも分からないことなので、世界的に終息が見られるまでは厳しいかと思います。

日本人のモルディブ入国は現在のところは中止されていないので旅行自体は可能な状態ですが、
制約状況はコロコロと変わりますし、予期せぬことが起きる可能性が高いです。

また現地もスクールホリデーの延長、政府機関は1週間ほど休みとなり、不要不急の外出は
極力控えるようにとの通達が出ています。
実際、ローカルのお店(スーパーや食料品店は除く)はほとんど開店休業状態です。

モルディブへの入国自体は可能ではありますが、諸々現状を見るとモルディブへの旅行は
とりあえず3月、4月あたりは様子をみたほうが(延期)個人的にはいいかと思います。
正直これまで、旅行会社・現地に住む者としての立ち位置から言いにくい部分もありましたが
現地の様子や島民の声、そしてなにより老舗リゾート会社の決断を見ていると、そう思います。

弊社では3月、4月のご滞在(リゾート島滞在、ローカル島滞在、現地発着ツアー)の手配は
中止とさせて頂いております。

まずはなにより、モルディブでのコロナウィルス拡大がこれ以上発生しないように、
祈るばかりです。