モルディブに入国する際に知っておきたいアレコレ

現地お役立ち情報

モルディブに入国するには、到着空港で入国審査と税関審査があります。
他の国と同様です。

ただスタイルはその国々で微妙に違いますよね。
特に免税の範囲や持込み不可な物など。
モルディブのように国教がイスラム教となると、実は国外から持ち込みできないものも
あったりするのです。

今回はそんな入国の際に知っておきたいアレコレをご紹介します。

入国審査

国際空港に到着したら、まず受けるのが入国審査(イミグレーション)。
パスポートを見せてスタンプを押してもらうところです。

モルディブでは2019年7月現在のところ、観光客は特に指紋や顔写真を撮られることはなく
パスポートを提示するだけで審査されます。
(働いている人はとられるんですけどね)

ここで重要なのは、パスポートの残存期限が6ヵ月以上あること。
※残存期限も国によってルールが異なるので注意です。

国籍によってはホテルバウチャーや復路の航空券の提示を求められることもあるようです。
日本人はあまり提示を求められないようですが、念のためにプリントアウトして準備して
おくと安心ですね。
旅行会社を通して予約している場合は、旅行会社のバウチャーがあればそれを。
もしくは現地の連絡先を控えておくといいと思います。

忘れてならないのが、パスポートと一緒に出す必要のある入国カード。
これは機内で配られるのできちんともらって、飛行機に乗っている内に書いてしまうと
いいですね。

モルディブ入国カード

荷物検査

さて、入国審査が無事に終わると、次は簡単な手荷物の荷物検査(X線)を通ってから、
受託手荷物の受取です。
他の国と同様、ベルトに回って荷物が出てきます。

税関

最後の関門(?)である、税関・検疫を通ります。
ここで重要になるのが、モルディブに持込み禁止の物の有無。

冒頭でも紹介しましたが、モルディブはイスラム教。
通常どの国も海外から持ち込めないものがありますが、それに加えて、イスラム教が国教の
国には持込みできないのものが、いくつかあるんです。

モルディブに持ち込めないものは・・・

(下記、モルディブ税関のホームページより)2019年7月現在
・麻薬、違法薬物、向精神薬
・ポルノ雑誌、DVDなど
・イスラム教以外の宗教に関するもの
・偶像、仏像など
・豚、豚肉、豚の成分を含む食品
・アルコール
・犬
・危険動物
・銃、爆発物
・武器、火炎放射器、弾薬
・水中銃
・化学薬品

以上のものを持っている場合は物によっては没収・破棄されます。
※アルコールは税関にて預かりとなり、出国時に受取り可能です(2019年7月現在)

税関は自己申告制。
”申請あり”のレーンと”申請なし”のレーンがあり、自分で決めてレーンを抜けることが
できます。
”申請なし”のレーンに向かっても、税関職員に止められて”申請あり”のレーンに誘導される
こともあります。

観光客の中にはアルコールの持込みが禁止であることを知らず、乗継の空港の免税店で
ウィスキーなどを買い持ち込む場合があるため、観光客を抜き打ちで呼び止めることが
あるようです。

無事、入国!

税関を抜けて自動ドアを抜けると、そこは空港ターミナルの一般エリア。
リゾートカウンターがズラッと並び、国際空港到着ゲートではお決まりの、ネームボードを
持ったお出迎えのスタッフが待機しています。

モルディブ空港

ヴェラナ国際空港はとてもコンパクト。
インフォメーションカウンター、両替所、郵便局、薬局、ラウンジ、飲食店が数軒入っています。
日本の地方空港並みの規模なので、迷うことはまずないでしょう。
国内線空港ターミナルまでも徒歩1分です。