ローカル島歩き|北アリ環礁トッドゥー島編 1/3

thoddoo モルディブ ローカル島

 

最近、ローカル島発掘のため島巡りをしております。
実際に自分の目で見て、泊まってみて、これはお客様にお勧めできる!と思えるローカル島と宿泊施設を選定。

私の基準は
「自分の家族や友人がモルディブに来るとき、一緒に連れて行きたいと思えるかどうか」。

仕事と休暇(?)を兼ねた、私のローカル島発掘は続きます。

Thoddoo, North Ari Atoll

今回訪れたのは、北アリ環礁のトッドゥー島
Thoddooとスペルで書くため、某オンラインサイトでは日本語訳で ”ソドゥ―島” と表記されてしまっているのですが、現地では “トッドゥー” と発音されます。
ディベヒ語って、いやに “h” やら “f” やらが入るんですよね・・・。

トッドゥー島へは首都マレから定期船が出ています。
ヴァラナ国際空港を経由して、トッドゥー島までは片道約1時間。
思ったより気軽に行ける島であることを発見。

午前11時にマレを出発した船は、12時にトッドゥーへ到着。
最近風が強く、海は少々荒れ気味。
スピードボートも結構揺れましたが、ボートに乗る前日は敢えて睡眠不足で乗るようにしているため
(船の中で寝られるように)気付けば到着していました。

欧米人の女性が、”船が強くバウンドした時に、ムチ打ちになった” と騒いでいたので、よっぽど揺れたようです。
船酔いが心配な方は、乗船前早めに酔い止めを飲んでいたほうがよさそうですね。
(もちろんムチ打ちにもご注意を・・・!)

他の島と違う大きな特徴が、この島にはある

そうなんです。
トッドゥー島は、農業島なんです!

と聞いても、へぇ〜・・・という声が聞こえてきそうですが、実はとても希少。

モルディブは環礁の島国だけに、砂は珊瑚が砕けたもの。
作物が育たない土壌です。
そのため、モルディブのローカルマーケットで売られている農作物はほぼ輸入品。
お隣スリランカやインド、ドバイなんかからわざわざ運ばれているものなのです。

他にも何島か農業島があるのですが、ここトッドゥー島は農業が行われている敷地の規模が大きく、また育てている作物も他の農業島よりも種類が多い印象。
そして何よりトッドゥー島はローカル島としては比較的大きな島で、その島のなんと半分近くが農業エリア。
その農業エリアを通ってビーチに行くのですが、道の両脇にパパイヤやらスイカが生っていて、南国らしい風情でとっても素敵なのです。

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間引き農業が見られます。

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モリンガ!
自生ではなく意図的に栽培されている状態は初めて見ました。

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トゥドゥ島で出会った外国人観光客は、ロシア人、イタリア人が多く、小さな子供連れもたくさんいました。
バケーションの時期なのかな?

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ヤギ発見。
う〜ん、モルディブではこれは食用です!

ローカル感満載、のどかな雰囲気。でもビーチは・・・

ヴェラナ国際空港からスピードボートで約1時間。
遠くもなく、近くもなく、といった距離感ですが、外国人観光客が押し寄せるマーフシ島と違い、
まだまだ知られていないだろうからビーチも貸切状態だろう、と思っていたのですが。

島の南側にあるビーチには、欧米人を中心としたツーリストがたくさん。
驚き!

ビーチの雰囲気はまた次回以降で紹介しますが、トッドゥ島、なんでこんなに知られているんだ・・・と思って宿泊施設のスタッフに聞いてみたところ、島内にあるゲストハウスのオーナーが外国人だったり、ダイビングショップのオーナーが外国人だったりするようで、彼らがお客様を呼んでいるようです。
どうりで・・・!

このようにローカル島に初めは旅行に来て、その島を大いに気に入ってゲストハウスやレストラン、ダイビングショップなんかを始める外国人オーナーが意外と多くいます。
欧米人、特にイタリア人が多い印象ですね。

欧米人が多く訪れるちょうど今の時期1月〜3月頃がピークで、その他の時期はツーリストはそこまで多くないんだとか。

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トッドゥー島のモスク。
首都マレ以外のローカル島でこの規模のモスク、初めて見ました。
新しい感じ、立派なモスクです。

ちなみに夜はこんな感じ。

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島の学校。
その名も “Thoddoo スクール”

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なんと、スパがあります!
ゲストハウスも兼ねているようです。

最近肩こりがあるので、スパを見つけるとまずは料金確認。
ローカル島でのスパの相場は概ね、1時間40〜60ドル程度といったところ。
リゾートよりも破格的に安く、タイよりもかなり高い、日本とあまり変わらない、といったところでしょうか。
(そもそもタイと物価が違いますが・・・)
ちなみに受付にはタイ人のセラピストがいました。

なかなかよさそう、トゥドゥ―島。
次回に続きます。