モルディブは世界中のダイバー憧れの海。
他の国と比べて魚影が濃いと言われています。
ダイビングができないと、たくさんの熱帯魚やウミガメ、マンタ、ジンベイザメと泳げないかと言えばそうではありません。
シュノーケルで一緒に泳ぐことができるんです!
今回はそんな中でもジンベイザメにスポットをあてていきます。
”ジンベイザメと一緒に泳ぎたい!”というお問い合わせを結構頂くんですが、実はモルディブだったらどこでも気軽に見られる、というわけではないんです。
ジンベイザメと一緒に泳ぎたいなら南アリ環礁へ
モルディブは世界地図では豆粒ほど、下手したら見えないほどの小さい島々から成る小さな国ですが、南北に2000キロ、26の環礁から成る、現地にいると結構大きく感じる国です。
首都マレはちょうど中間あたりに位置しますが、一番北の環礁まで国内線で50分ほど、一番南の環礁まで国内線で1時間ちょっとかかります。
そんなモルディブですが、国土のほとんどは海。
どこでもジンベイザメと会えそうですが、実はそうではありません。
もちろん海はつながっているので、いろいろなところで出没情報が聞かれますが、モルディブでジンベイザメとのシュノーケルを一番の目的とするなら、滞在先は ”南アリ環礁” に決定!です。
南アリ環礁はジンベイザメの遭遇率が一番高いんです。
ダイビングサファリもジンベイザメ狙いコースは、必ずこの南アリ環礁へ向かいます。
グーグルマップの地図を拡大しても島が小さすぎてよく分からないんですが、南アリ環礁にはリゾート島が12島ほど、現地の人が住むローカル島は7島ほどあります。
リゾートの代表格としては、水中レストランのある ”コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド” でしょうか。
Conrad Maldives HPより
ハウスリーフ天国でシュノーケルが楽しくファミリーにも人気が高い、比較的お手軽リゾートの部類に入る “ヴィラメンドゥ・アイランド・リゾート” もこちらの環礁です。
Vilamendhoo Island and Spa Resort HPより
ジンベイザメと泳ぐなら滞在すべきローカル島
いろいろな島を見てきましたが、やっぱり旅行で訪れる際に外せない条件としては、
①砂浜ビーチがある
②ある一定以上の宿泊施設
③アクセスに無理がない
この3つは絶対でしょう。
日本人のモルディブ滞在平均日数は3泊4日もしくは4泊5日、ハネムーンだと7泊8日が多いのですが、欧米人と比べるとかなり短く、移動にあまり時間をかけたくない、かけられない、というのが本音だと思います。
欧米人並みに2週間滞在とか、一ヵ月滞在・・・!までなると、知る人ぞ知る、いや、まだ外国人観光客には知られていないであろう秘島に滞在!なんてこともできるでしょうが・・・。
なので上記3つの条件を踏まえての独断と偏見でお勧めする、ジンベイザメと泳ぐ!なら滞在すべきローカル島3島は・・・こちら!
1.ダンゲティ島(Dhangethi)
ダンゲティ島までのアクセスは、国内線30分+スピードボート30分ほど。
首都マレから直行のスピードボートもありますが、片道2時間ほどと長いので、国内線のほうがお勧めです。
一周歩いて45分ほどの島で、島内にはサラサラパウダーサンドの砂浜ビーチがあります。

2.ディグラ島
国内線30分+スピードボート20分ほど。
地図で見る通り細長く、一周歩くと1時間ほどと大きな島です。
真っ白なサラサラパウダーサンドのロングビーチがあり、モルディブローカル島のベストビーチに選ばれたことがあるんです。
ビーチが長いだけあり観光客がばらけて、ビーチはほとんど貸し切り状態。

3.マンドゥー島
こちらは国内線30分+スピードボート40分ほど。
はるばる行く秘島感のあるローカル島です。
宿泊施設も島内に2つと少なく、観光客が少ない島でゆっくり過ごしたい方にお勧めです。
このマンドゥ島から行く無人島が、ラグーンあり、ハウスリーフあり、ドロップオフありでまた素晴らしい!

ジンベイザメムード満載の南アリ環礁
南アリ環礁の玄関口、マーミギリ空港。
降り立った瞬間からジンベイザメムードです。
他にもホテルの入り口や、島内のあらゆるところにジンベイザメのイラストがあったりと、ジンベイザメ好きにはたまらない雰囲気です。


