モルディブ「新型コロナウィルス」に関する最新情報(7月4日時点)

現地お役立ち情報

こんにちは。
モルディブ在住 Yasu です。

コロナウィルス、世界的になかなか落ち着かないですね。

モルディブでの新規感染者数は、規制緩和により人同士の接触機会が増えているものの
今のところは爆発的な増加は発生していないようです。
ただ新規感染者数は首都マレを中心に1日10人~20人前後、変わらず出ている
状態です。

モルディブも「ウィズ・コロナ」の新しいスタイルに向けて進んでいますが
緊急事態宣言は7月14日まで延長となっています。
また不要不急の外出禁止や店舗入店時のマスク着用は喚起されています。

制限付きではありますが外国人渡航者の入国再開を始めようとする国がちらほらと
出て来はじめましたね。
実際は日本帰国時の制限が解かれるまでに至らないと、日本発着の海外旅行自体は
まだ難しいと思われますが・・・。

ですが少しずつでも前進している状態を見ることができると、希望が持てます・・!

モルディブも今月15日の観光業再開に向け、カウントダウンに入りました。
今日はこれまでバラバラと発信している、特に観光客向けの情報を
一旦まとめてみたいと思います。
(7月4日時点)

観光・旅行関連

・7月15日から観光業再開、外国人観光客の入国再開(リゾート島滞在のみ)
・同日からリゾート島へのトランジット目的で1泊のみ首都マレ、フルマーレ、ビリンギリ島での

前泊が可能。
・8月1日からローカル島(住民島)での観光業再開予定。
(新型コロナウィルスの感染が確認された島、またはその疑いがある島は除外)

*入国時の制限(PCR検査結果提示など)は特になし
*すべての国からの入国が可能
*入国時のPCR検査なし(ランダムにされる予定)、発熱などの症状が見られた場合は検査実施
*健康調査票の提出は必須(機上で配られる。イミグレーションにも設置。)
*入国後、14日間など日数が指定された自主隔離必要なし
*空港内でのマスク着用必須
*モルディブ出国時(帰国時)にはフライト時間の4時間前までに空港へ到着することが奨励
*帰国時、もしくは経由地でPCR検査結果提示が必須の場合、希望する場合はモルディブ国内にて
PCR検査を受けることが可能。

モルディブにリゾート島は140島~150島ほどありますが、内37島のリゾート島が
7月15日から営業再開するとの情報です。

他はリゾートにより、8月から再開もあれば11月まで再開しないリゾートもあります。
こちらは状況を見てその都度変更になる可能性が高いので注意が必要です。

またリゾート島によっては政府のガイドラインに加え、独自にリゾート到着時に
PCR検査を実施する島も中にはあるようです。

モルディブリゾート営業再開時期情報【追加】

 

レストラン・カフェ

モルディブは1島1リゾート。
リゾート島滞在の場合はその島内で食事をとるようになるため、リゾート自体営業
している場合、もちろんレストランも営業しています。

首都マレ、フルマーレ、ビリンギリ島のローカルエリア情報は下記の通りです。

・店内飲食可能(7月1日~)
・営業時間は午前9時から午後10時まで
・テイクアウト、デリバリー(午後11時まで)にも、ほとんどの店舗が対応

ホテル内のレストラン、ルームサービスに関しては、それぞれのホテルによります。

スーパー、土産店、ローカルマーケットなど

こちらも首都マレ、フルマーレのローカルエリア情報です。

・外国人観光客がよく利用する、首都マレ内のSTOマーケットやRed Waveなどの
スーパー含む日常雑貨品販売店は通常通り営業中。
・入店時のマスク着用要
・営業時間は午前9時~午後10時まで(お祈り時間は閉店)
・首都マレのローカルマーケット(フィッシュマーケット、フルーツマーケット等)も
通常通り営業中。

首都マレの土産店は、観光業が再開する7月15日から随時通常オープンとなる見込みです。
ただいくつか閉店してしまったお店の情報も耳に入ってきているので、ガイドブックに
載っているお店はないかもしれません・・・。

交通機関

【空港】
現在は国内線が減便にて運航中、国際線はチャーター機など一部許可のおりたフライトのみ
乗り入れ中。

7月15日の観光業再開後も便数はしばらく限られるため、フライト到着・出発時間前後
以外の空港は混み合うことはない見込み。

【市内交通】
首都マレ⇔ヴェラナ国際空港間フェリー:運休中(おそらく7月15日から通常再開?)
首都マレ⇔フルマーレ島間フェリー:運航中(7月4日現在、1時間に1本の割合)
首都マレ⇔ビリンギリ島間フェリー:運航中(7月4日現在、1時間に1本の割合)

フルマーレ⇔ヴェラナ国際空港間バス:運航中
フルマーレ⇔首都マレ間バス:運航中
首都マレ⇔ヴェラナ国際空港間バス:運航中

【島間ボード】
現在、首都マレ⇔他島間の許可なしでの人の乗り入れは不可(荷物運搬のみ)
その他コロナウィルスの発症ががない島、疑いのない島間の移動は許可なく可能。

【タクシー】
流しのタクシー、コールタクシー共利用可能です。

【その他】
・新型コロナウイルス感染症の感染が確認されていない、または疑われていない島間の渡航は
事前許可不要。
・新型コロナウイルス感染症の感染が確認されている、またはその疑いがある島の場合、
新型コロナウイルス感染症が確認されていない島から首都マレ市への渡航は事前許可不要。
首都マレ市から他の島への渡航は、事前許可取得が必要で、島に到着後14日間の自主隔離が
義務付けられている。

【島内の様子】※首都マレ、フルマーレ
・首都マレ、フルマーレに関しては人の流れは多く、コロナ前と変わらない状態にほぼ
戻っています。
・島内のビーチは週末や、夕方から夜にかけて地元の人たちでにぎわっています。
・公共の場所、商店などへの入店時にはマスク着用が義務付けられています。
・施設外の路上でもほぼすべての人がマスクを着用しています。
・ソーシャルディスタンス(1メートル)を保つことが奨励されています。
・夜間外出禁止(午前5時から午後11時まで外出可能、一旦7月14日まで)
・公共の場での30人以上の集会は禁止

【商店】
・ほぼすべての商店、飲食店が営業再開しています。
・観光客をターゲットにしている店舗は、引き続き閉店、もしくは営業時間制限を設けて
営業している店が多いようです。
・一部の店舗では現金払い不可、入店人数制限が行われています。
・買い占めや在庫がない状態は特に見られません。

【通信】
・平常通り

【物流】
・モルディブからの国際郵便発送不可(7月4日現在)
・日本側からのモルディブ宛てEMS、航空便の引き受けも一時停止中(日本郵便局HPより)。

最新の情報に注意を

現在日本では、不要不急の渡航を自粛するように注意喚起が外務省より発出されています。

また日本⇔モルディブ間は直行便がなく、いずれかの国を経由する必要がありますが、
国境閉鎖や入国制限、入国後の自主隔離や公共交通機関の利用自粛、外出禁止措置に加え、
フライトの減便や突然の運航中止などの事例も発生する可能性があります。

モルディブ旅行を計画の際は、モルディブの入国措置だけでなく、経由地と日本帰国時の
制限最新情報を確認することをお忘れなく。