こんにちは!
Yasuです。
首都マレで初のコロナウィルス発症者が出てからの外出禁止生活、本日5日目です。
日本と違い、”自粛”ではなく”禁止”なので買い物にも出られません。
部屋が通りに面していて外を見ることができるのが救いだな・・・と思う日々。
スーパーや飲食店はデリバリー対応をしているでの食事に不便は感じませんが
やはり普段の生活とは違うので、ストレス溜まります。
ずっと部屋にこもらないといけないのに、近所にある建設中の建物は工事をして
いてうるさいし・・・。
一歩も外に出られないとなると、唯一の楽しみとなる食。
外出禁止中に重宝する食べ物はやはり万国共通、缶詰!
モルディブでも缶詰はいろいろな種類が売られています。
ほとんど輸入品なのですが、モルディブを代表する国産の缶詰と言えば・・・!
モルディブの代表的な缶詰といえば「ツナ缶」
そう、ツナ缶です!
私が知る限り、ツナ缶会社は国内に3つ。
私がいつも買うのはこちらのメーカー。
FELIVARU(フェリヴァル)のツナ缶です。
他のメーカーも食べてみたけど、これが一番私好みと落ち着きました。
BRINE(ブライン)と表記されていますが、これは「水煮」。
他にもうひとつ定番のオイル缶もあります。
水煮だとそのまま食べても美味しいし、カロリー低めで体に良さそう・・・なので、
いつも水煮缶を購入。
お勧めのモルディブ土産としてこのツナ缶を紹介することが多いのですが、
”日本でもツナ缶買えるしね~”
とよく言われます。
確かに!そうなんですが、
モルディブのツナ缶と日本のツナ缶の違いは、ズバリ
ゴロッと感!
なんというか魚の塊感が、モルディブのツナ缶は強いのです。
本当にゴロッと入っているので、サラダやパスタにあまりほぐさずに入れると、具材としての
存在感がはっきりとして食べ応え満載なのです。
モルディブではカツオ一本釣り
モルディブではかつおは一本釣り。
網漁は禁止です。
私は一度カツオ漁の船に乗ったことがありますが、なかなか奥が深く、自然を相手にした
戦い!という感じ。
この一本釣り漁で釣れたカツオは、ツナ缶工場やリゾート島、ローカル島、輸出業者へ持ち込まれます。
いろいろ認証マーク
ツナ缶を見てみると認証マークがいくつか付けられています。
左から
1.ハラール認証マーク(イスラム教の人が食べられる)
2.SAFE(サステイナブルな取り組み)
3.一本釣り認証マーク
「持続可能且つ責任を持つ水産業の製品」との表記もありますね。
モルディブツナ缶小話
日本では当たり前となっているプルトップ型。
缶切りがいらないので便利ですよね。
モルディブではこのプルトップ有と無の2タイプがあります。
同じ製品でも見られるのですが、これはどうしてなのでしょう。
現地の人の話によると、これは日本が関係しているようで。
2011年の東日本大震災の復興支援で、モルディブは日本へ69万個ほどのツナ缶を救援物資として
送りました。
その際、缶切りがないと開けられないのは不便だと、プルトップ型のツナ缶を急遽製造した
のだそうです。
その時の名残で、今もプルトップ型のツナ缶が見られるのだとか。
栄養豊富で心強い
便利で食べやすいのはいいんだけど、ツナ缶って栄養価はどうなんだろう?と調べてところ
かなり体にいい食品なんですよね。
タンパク質、DHA、EPA、鉄分、ビタミンK。
モルディブのツナ缶は結構大きめのサイズで、一缶15ルフィア(約100円)。
お手軽価格です。
缶詰なので保存も効くし、栄養価が高く、その上美味しい!となると、この外出禁止生活
かなりお世話になりそうです。