こんにちは！
モルディブ在住 Yasu です。
毎日コロナ、コロナのニュース。
ウィズコロナやら、ポストコロナやら・・・
言葉は何にしろ、なかなかスッキリしない先行きの見えない不安と混とんの中に
いる感じが続く日々。
まだ新規感染者数が落ち着いてきて、ワクチンも普及して、今後の展望が見えて
きているのならいくらかいいんですが、それにはまだまだ時間がかかりそうですね。
国によってはまだこれから一番のピークを迎えつつある、なんて情報もあり。
誰もが想像していた以上の悪い状況になっています。
当初は日本のゴールデンウィーク、遅くても夏休みの頃には落ち着くだろう、
そうしたら海外旅行も再開か！
なんて言われてましたもんね。
それがさらに伸びて年末年始、これも危うい。
じゃあ来年の夏休みは・・・、とどんどん伸びています。
旅行業、特に海外旅行の巻き返しは2024年頃になるんじゃないか、という記事も
あったりして目眩がしますが・・・。
モルディブ緊急事態宣言
一番最初にモルディブで緊急事態宣言が敷かれたのは3月12日。
毎回30日間ほどの期間で設定され、延長に延長を重ね、今回は5回目の延長になります。
昨日8月7日夜に解除される予定だったのですが、7日夜の保健省大臣の会見にて
9月6日まで緊急事態宣言延長、となったようです。
ここ一週間の感染率が非常に高いこと、
首都マレ以外のローカル島へ徐々に飛び火していること、
が主な原因でしょう。
緊急事態宣言延長になり特に何かが強化される、というわけではないのですが
引き続き夜間外出禁止、公共エリアでのマスク着用義務、不要不急の外出自粛、
そしてローカル島の観光業再開がさらに延長になる・・・のではないかと思います。
＊現在の予定ではローカル島観光業再開は９月上旬を予定されています。
モルディブ今の状況
＊モルディブ国内コロナ最新状況は、弊社サブブログ
「モルディブ現地情報発信ブログ 手軽に気軽に賢く旅するローカル島旅！」で
日々発信しています。
モルディブは7月15日に国際空港再オープン、一部のリゾート営業開始により
観光業が再開されました。
政府の発表によると、以降外国人観光客からの陽性反応は今日８日現在
１名のみ（アメリカ国籍）ですが、今後もし外国人観光客からの発症が増加して
くる場合、最悪の状況になる可能性もゼロではありません。
＊訂正：外国人観光客からの陽性は累計２名（アメリカ人、イギリス人各１名）
最悪の状況、というのは再びロックダウンということです。
モルディブ政府は「経済状況を考えて再度のロックダウンはない」と言っていますし、
海外からの渡航が再開され、リゾート島も営業開始された今、再びの空港封鎖は
様々な面で（大人の事情もあり？）かなり難しいことと思います。
ただ、国内での急激な新規感染者数の増加、拡大状況（首都マレから離れた小さな
ローカル島に飛び火中）に加え、今後もし外国人観光客からの陽性反応が頻繁に
出てきてしまう場合には、なんらかの強硬手段を講じなければならなくなるでしょう。
モルディブ国内の感染者は比較的軽症者が多いようで、医療現場混乱のニュースは
今のところ聞かれません。
ただ医療機関が少ない分、PCR検査をさばく速度や能力にはどうしても限界があると
思うので、今後の国内の感染者状況と渡航者数のバランスを考慮していかなければ
ならないでしょう。
モルディブ入国の際のPCR検査はありませんが（政府によるランダム検査はあり）、
モルディブから帰国する際に事前のPCR検査による陰性結果を求める航空会社や
国があるようで、今後乗り入れフライトが徐々に増え１日あたりの渡航者数が
増えてくると・・・。
渡航者数を増やしたくても現実的には増やせない、といったところでしょうか。
モルディブに住んでいて肌で感じること
モルディブは観光業が基幹産業のため、外国人観光客が来ないのは死活問題。
国際空港オープン・観光業は再開しましたが、日本をはじめ帰国時の規制がある
国が多いため、現実的にはモルディブ旅行はまだ難しい。
観光業・宿泊サービス業（だけではありませんが）に携わる人はかなり厳しい
状況、閉業・失業に追い込まれた人も出てきています。
ローカルではスモールビジネスが大半ですからね。
先日イード（モルディブ最大の祝祭日）がありました。
毎年この時期は皆、新しい服や靴を新調するんですが、今年は売れ行きかなり悪く。
経済の低迷をひしひしと肌で感じています。
・・・
モルディブの美しい海は相変わらず、目の前にあります。
素晴らしい青のグラデーション、
ココナッツの葉が風で揺れる音、
海底まで見えるくらいの透明な海、
世界一の魚影の濃さを誇る海中世界。
たまにビーチに座って海を眺めたり、ビーチロードを歩くのですが
コロナでモルディブが、世界中が異常事態であることが信じられないくらい、
忘れてしまうくらいの平和でのどかな風景が広がります。
毎度言っていますが・・・
１日も早く状況が落ち着きますように。
そしてこの状況の長期化を見越して、モルディブ政府には感染予防対策、
海外からの渡航者対策はもちろんだけど、
ローカルビジネス・個人レベルの金銭面でのサポートをしっかりして欲しい、
と思う。
