私が所属している現地旅行会社S&Yツアーズアンドトラベルは、
リクエストがあればリゾート手配も承るのですが、
ローカル島滞在手配を得意としています。
問い合わせをくださる方々は、おそらくS&Yのホームページかブログを見て、
ローカル島滞在に興味を持って連絡を頂いているのだと思いますが、
それでもやりとりをさせて頂く中で、
リゾートとローカル島の違いがいまいち分からない!
という方が多いのが現状です。
・・・紹介しちゃいましょう!
(最近ハマっているユーチューバーの決め台詞)
モルディブのローカル島とリゾートの大きな違い その1
細々とした違いはあるかと思いますが、
リゾート島とローカル島の違いは大きく3点です。
リゾートは1島1リゾート。ローカル島は現地の人が住む島。
モルディブは小さな島々から成る国ですが、リゾート島というのは、
その小さな島1島を丸ごとリゾートにした島です。
モルディブ旅行を計画している方なら一度はガイドブックで目にする、
ジュメイラ・ヴィッタヴェリリゾートやら、アナンタラやら、
フォーシーズンズリゾートですね。
ジュメイラリゾートはジュメイラが経営管理、フォーシーズンズリゾートは
フォーシーズンズが、という具体に、すべての島に1つずつ、
リゾート運営会社が入っています。
リゾート島にはゲストルーム、レストラン数軒、スパ、ダイビングショップ、
マリンスポーツショップ、お土産店なんかがあり、それらの施設を利用しながら
滞在する、といったイメージです。
リゾート催行のシュノーケルツアーやサンドバンクツアーなどの各種ツアーも
あります。
リゾートに1回チェックインしたら、チェックアウトするまで、
ずっとそのリゾート島内で過ごすことになります。
![リゾート](https://maldives-blog.com/wp-content/uploads/2019/02/0009.jpg)
一方ローカル島というのは、現地の人が住む島です。
現地の人が住む普通の島に、小規模のゲストハウスやラグジュアリー系の
ホテルなんかが建設され、外国人観光客向けにプロモーションされています。
現地の人が住んでいる島だけに、島内には個人商店や、ローカルカフェ、
ATM、役所、モスク、学校なんかがあり、外国人観光客誘致を
がんばっている島だと、リゾート島と同様、ダイビングショップ、
マリンスポーツショップ、スパなんかがあります。
宿泊施設催行でシュノーケルツアーなど、
リゾートと同様の各種ツアーもあります。
リゾートと同じく小さな島なので、基本的にはその島のビーチで過ごしたり、
散策したり、現地ツアーに参加して過ごすことになりますが、
近隣の他ローカル島に足を伸ばしたり、リゾート島にも日帰りツアーで
遊びに行ったりと、比較的自由がききます。
![マーフシ](https://maldives-blog.com/wp-content/uploads/2019/02/maafushi02-700x394.jpg)
モルディブのローカル島とリゾート島の違い その2
ズバリ、
ローカル島ではお酒の販売がない、持ち込めない、ということは飲めない、
ということです。
モルディブの国教はイスラム教のため、現地の人が住むローカル島では
お酒は禁止。
外国人観光客向けのホテルやゲストハウスでも販売されていません。
外国人観光客が多く訪れるローカル島の代表格、マーフシ島では、
島の沖合にサファリボートを停泊させて、そこでアルコール提供をしています。
モルディブ最南端の環礁、アッドゥ環礁のローカル島のひとつ、ガン島にあるイ
クエイター・ヴィレッジというホテルでもアルコール提供がされています。
あとはヴェラナ国際空港から徒歩10分圏内にある、フルレアイランドホテルでの
レストラン、バーではお酒の提供があります。
ローカル島でお酒を飲める場所というと、この3つくらいでしょうか・・・。
リゾート島はアルコール提供の特別なライセンスを取得しているので、
なんら問題なくアルコールを楽しむことができます。
お酒好きの人には大きいポイントかもしれませんね。
![モルディブ](https://maldives-blog.com/wp-content/uploads/2019/02/ビール.jpg)
モルディブローカル島とリゾート島の違い その3
料金面。
これも大きいポイントです。
モルディブと言えばラグジュアリーリゾートのイメージですね。
お金持ちかハネムーンでもなければ行かないんじゃないかというくらい、
ラグジュアリーのイメージで固まっているかと思います。
実際にリゾート島は高いです。
オフシーズンの比較的お手軽なリゾートで1泊200ドルから300ドル、
これに空港間の移動費として一人あたり100ドル~が発生します。
上記移動費目安は空港から近場のリゾートの場合なので、離れてくると
移動費も比例して上昇します。
水上コテージとなると、オフシーズンでも1泊最低300ドル~といったところです。
これに食事、アクティビティなんかを追加すると、
確かに結構なお値段になってきます。
一方ローカル島はどうでしょうか。
最近はスタンダードグレードからラグジュアリーグレードと、ローカル島も
幅広い価格帯となってきています。
スタンダードグレードで1泊80ドル前後から、これに空港間の移動費として
一人あたり50ドル~が発生します。
移動費はリゾート島同様、距離によって上昇してきます。
ラグジュアリーグレードで、1泊150ドル前後からといったところでしょうか。
こうやってみると、リゾート島の半額、宿によっては3分の1ほどの予算で
滞在できてしまうのが、ローカル島滞在のポイント、魅力のひとつです。
ローカル島滞在か リゾート島滞在か
以上、ザッと3つの大きな違いをご紹介しました。
モルディブはローカル島、リゾート島、どちらも大変魅力的です。
ローカル島滞在にするか、リゾート島滞在にするか、
イメージと予算によって決めるのが一番いいと思います。
迷ったら、【ローカル島数泊+リゾート島数泊】という
且つてなかったスタイルもアレンジ可能です。
モルディブならではのラグジュアリー感も楽しみたい、
でも現地の人の生活を通して異文化交流をさせたい、
というお子様連れ家族旅行や、一人旅、学生旅行に
組み合わせスタイルはお勧めです。