ぐるぐるマンタ、と呼ばれる自然現象。
モルディブには数十匹、多い時は百匹を超えるマンタの群れと
一緒に泳ぐことができる場所があります。
マンタが見られるポイントはいろいろな環礁にありますが、
乱舞が見られるのはここだけ!なんです。
目指すはバア環礁 ハニファル湾
マンタ乱舞現象が見られるのは、ヴェラナ国内線空港から
東北方面に国内線で約30分のバア環礁。
ユネスコの生物圏保護区域に指定されている環礁です。
有名なリゾートでは、ソネバフシやフォーシーズンズなどがあります。
バア環礁の玄関口は、ダラバンドゥ空港。
荷物のベルトコンベアもない、とっても小さな空港です。
ぐるぐるマンタ現象が見られるハニファル湾は、このダラバンドゥ島から
ボートで15分ほど。
マンタとのシュノーケルを目的に、毎年7月から10月頃は多くのマンタファンが
ダラバンドゥ島や近隣のローカル島、リゾートに滞在します。
島民の生活感溢れるダラバンドゥ島
ダラバンドゥ島は一周歩いて40分ほどのローカル島。
リゾート島ではなく、現地の人が住む島です。
バア環礁唯一の空港があるため、同環礁にあるリゾートへ向かう
観光客にも多く利用されています。
空港を降り立つとドドーンと看板がお目見え。
2023年8/23追記:撤去されています。2024年7月追記:新しい看板が設置されています
マンタシーズンは一年の間に4ヵ月ほどなんですけどね。
でも100匹以上のマンタと一緒に泳ぐことができる場所は、
世界中でもここだけじゃないでしょうか。
ここダラバンドゥ島内にも宿泊施設があり、現在のところ10軒ほど。
スタンダードグレードからラグジュアリーグレードまであり、
日本人でも快適に滞在できる宿泊施設がほとんどです。
島内はローカル感が強く、のどかで素朴な雰囲気が広がります。
なにかお菓子?を作っているのか、
ローカル島ならではの風景がアチコチで広がります。
こちらはダラバンドゥ島唯一の港。
ここからマンタ乱舞のハニファル湾へ向かうボートが出発します。
夕方は魚釣りから帰ってきた漁船が停泊し、島民が魚を買いに来る
姿が見られることも。
太陽が傾き始めて涼しくなってくると、
日中は暑く屋内にこもっていた島民達もアクティブに。
そのため夕方から夜にかけて島をブラブラ散策すると、
現地の人の日々の生活を垣間見れて楽しいですよ。
島内には1軒 2軒ATMもあります。
外国人観光客はモルディブ国内のATMから米ドルを引き出すことはできず、
現地通貨のルフィアのみ引き出しが可能です。
ダラバンドゥ島の西側にはサラサラ砂浜ビーチも!
珊瑚は少な目ですがドロップオフが近く、
シュノーケルも楽しめます。
ただマンタシーズンは風の向きの関係からビーチ側は荒れやすく、
シュノーケルは難しい場合もあります。
この画像は乾季シーズンに撮ったものですが、水たまりのように静かな海!
外国人観光客だけでなく、現地の人もシュノーケルに繰り出していました。
実は行きやすいバア環礁
国内線で行くとなると大変そうですが、ダラバンドゥ空港へは
ヴェラナ国内線空港から30分ほど。
そして最終便は23時台。
日本からの到着便は夜着が多いのですが、到着後に乗り継ぎも可能です。
2024年7月追記:夜便は現在なく、最終は17~18時台です。
稀に臨時便が飛ぶようです。