モルディブに来たら絶対に食べたいローカル飯

ガルディア モルディブの食文化

 

日本、特に東京には様々な国籍の料理屋があります。
インド料理、スリランカ料理、ネパール料理・・・と、カレー系(特にスープ系)が最近なんだか人気のようですね。
でもモルディブ料理って、まだ日本に進出していません。
そもそもモルディブ料理なんてもの自体が知られてないのかも!?

モルディブ料理と言えば

モルディブ料理を語るに絶対外せないのは
特にマグロカツオはモルディブの食卓に欠かせません。

とにかくモルディブでは魚が多く食べられています。
どうやら1日あたりの魚消費量は世界一らしいですが、実際に現地に暮らしてみてその通りだと確信します。

まぁ海の国なので当然と言えば当然なのですが、朝、昼、夜とも魚料理。
しかもカレーの頻度が非常に高い。
ほぼ9割カレー。
ローカル島の一般的な家での食事はそんな感じです。

且つて青年海外協力隊として赴任しすぐ、語学研修で小さな小さなローカル島でホームステイをした一ヵ月間。

食事の内容は

朝、カレー。
昼、カレー。
夜、ガルディア(時々カレー)。

これが定番のリズムでした。

ガルディアとは、カレーと並び、モルディブの代表的な家庭料理のひとつ。
モルディブ人は毎日1日1食は食べるであろう、ガルディア。
まぁ毎日食べても飽きない美味しさではありました。

 

モルディブの国民食「ガルディア」

一度その名を聞いたら忘れられそうにない、かなり個性的な名前、ガルディア。
一言でいうと、カツオのスープです。
カツオ以外の魚で作られることもありますが、カツオで作られたカルディアが一番美味しく感じます。

こちらはあるローカル食堂のガルディア。
パッと見は魚だけしか入っていませんが、実は風味づけにカレーリーフや玉ねぎなんかが入っています。
お店や家庭によってはピリッとさせるために、唐辛子を刻んで入れることも。

 

ガルディア

 

そのまま食べるのも美味しいのですが、食べ方としては、ご飯にぶっかけて食べます。
こんな感じで。
仕上げにライムをギュッと絞るのがポイントです。
最後のライムの一絞りは、ガルディアを数倍美味しくさせます。

 

ガルディア

 

なんだかいろいろと具材が追加されていますね。
ガルディアにはいろいろと付け合わせがあり、好みで、また家庭によっていろいろなスタイルがあるのです。
ちなみに個人的に美味しいと思う付け合わせは、タロイモ、削ったココナッツ、リハークル。

リハークルとは茶色いソースに見えるもので、魚のエキス。
ガルディアをさらにグツグツ煮込めばできるものなのですが、ガルディアに薬味としてかけたり、シンプルに白ご飯にかけたりして食べられています。
これはお隣のスリランカやインドにもないもので、モルディブ独特の物のようです。

お米ではなく、タロイモやサツマイモにガルディアをかけて食べるスタイルもあります。

 

ガルディアを食べるなら

家庭でよく食べられるガルディア(おそらく毎日)ですが、ローカルレストランでも気軽に食べられます。
現地の人が行くようなコテコテのローカル食堂には食事時には当然ありますし、ちょっと小奇麗な一部レストランでも食べることができます。
お腹に自身がある方はコテコテのローカル食堂、ちょっと自信がないという方は小奇麗なレストランのほうが無難かもしれません。

私はお腹がどちらかというと弱いほうで、日本に一ヵ月ほど帰国した後にモルディブのローカル食堂で食べると、かなり高い確率でゲ〇ピーになります。
数日後には免疫がつくのか平気になるのですが。

 

モルディブ料理の代表格、ガルディア。
絶対に食べておきたい、具材、味付けともモルディブらしさを感じるお勧めの料理です。