モルディブ産のお勧めチップス。
日本人の口にもよく合う素朴で自然の甘さが優しい、100%ナチュラル素材のチップスを紹介します。
首都マレのローカルマーケットでも買うことができますよ。
パンの実チップス
パンの実って聞いたことあるような、ないような。
なんだかドラえもんの世界に出てきそうな名前ですが、モルディブローカル島ではパンの実はよく見かけます。
英語では “Bread Fruits”。
大きな木、大ぶりの葉で日除けにもなる、そしてなにより美味しい実が生るということで、庭に植える樹として好まれているようです。
こちらがパンの実。

今はシーズンで、大きな木にはいくつも大きなパンの実が生っています。
結構大きな木なので、上の方に生っている実を取るのは大仕事。
パンの実はカレーの具材として、またご飯と一緒に炊いて食べたりと、シーズン時には大活躍する食材なのです。
味はサツマイモのようにふんわりと甘く、食感はやわらかく、蒸かして食べてもとっても美味しい。
子供から大人まで大好きな食材です。
私もパンの実は大好きなんですが、一番好きな食べ方はこちら!
子供から大人まで大好きなお菓子に変身
そう、お菓子。
カラッと揚げて、ポテトチップスならぬ、パンの実チップスに。
現地語では ”テルリバンブケヨ”。
実を薄く切って油で揚げます。
パンの実の皮は結構固く、かなりの大仕事です。
大仕事だけに何個も収穫してまとめて調理。
たくさん作ってご近所さんにお裾分けしたり、欲しい人に売ったり、パック詰めにして商店に卸したりするのだそう。


どんどん揚げていきます。
屋内は暑いので、モルディブではこのようにたくさん揚げたり蒸したり焼く時は、大抵屋外で行います。

たっぷりの油で揚げていきます。
アニメに出てきそうな大きな鍋!

出来立てホヤホヤのテルバンブケヨ!
ひとつかみ持って行っていいよ!と頂いてしまいました。
出来立てだけにまだ温かく、パリッパリ。
首都マレで買うとたまに湿気ていることがあるので、やはりなんでも出来立てに限りますね。
う~ん、自然な優しい甘さ。
美味しい!
ローカルマーケットで入手可能
こちらのテルリバンブケヨ。
シーズンによりますが、首都マレのローカルマーケットで買うことができます。
もちろん日本へ持って帰ることもできますよ。

袋の中にシリカゲルなんて気の利いたものは入っていないので、かなりの確率で湿気ているのですが・・・。
湿気ていても何気に美味しく、”やめられない止まらない” 状態に陥ること必至のテルリバンブケヨ。
しっかりとパッケージされていないのとラベルもないのでお土産としてはちょっと・・・という感じはしますが、モルディブ滞在中のおやつに、また自分へのお土産にはいいかもしれません。