モルディブは食品、生活用品等、全面的に輸入に頼っていますが、現地の人が住む
いくつかのローカル島には工場がいくつかあります。
先日ご紹介したモルディブ産ツナ缶。
ラマダン中、外出禁止中の真っただなか、缶詰系は大活躍しております。
モルディブ産だけにモルディブ国内にツナ缶工場がいくつか点在しています。
昨年と今年初め、その内のひとつに視察に行ってきました!
写真は施設内ほとんどの場所で禁止だったので画像は少ないのですが、雰囲気を
お伝えしたいと思います。
ちなみに法人・個人の方の現地視察、B to B商談のアレンジ可能です。
お気軽にお問い合わせください。
モルディブツナ缶工場

私が訪れたツナ缶工場は、ヴェラナ国内線空港から国内線で約40分。
いや~、工場見学なんて小学生ぶりじゃないだろうか・・・!
とある島の一角にドドーンと広がっていました。
かなり広い!
工場敷地内には漁船が横付けできる大きな港もあり、移動は基本バイク。
建物もいくつもあります。

大きな建物のひとつは冷凍室。
冷凍されたマグロ、カツオがゴロゴロ。
大きさや等級により分けられるのだそう。

こちらは氷製造機。
屋根から雪が降ってる~!
魚の保存に使ったり、漁船に積むのだそう。

こちらは製品の貯蔵庫。
缶だけでなくこのような袋詰めもあるんですね。
主に業務用、輸出用とのこと。
欧米からのB to Bも多く、油の量や種類、魚のほぐし具合などそれぞれ注文通りに作るので
同じツナ缶でも全く味や見た目が異なるのだそう。

こちらは魚の骨や皮、内臓などを乾燥させてフレーク状にしたもの。
これは魚の餌や肥料などに使われるのだとか。
基本捨てる部分なくすべての部位を商品化しているのだそう。
すばらしい。
他にはもちろん魚をツナ缶に加工する工場があります。
ここはいろいろな意味で圧巻!
蒸したての魚をほぐす人たち、ベルトコンベヤーで流れるツナ缶・・・。
残念ながら写真撮影は不可!でした。
モルディブのツナ缶

工場見学の後、社員食堂でランチをご馳走してくれました。
新鮮な魚料理がいろいろ。
もちろん自社製品を使ったツナサラダもありました!
なんでもやっぱり獲れたてが美味しいですね!
マグロのお刺身も出してくれたんですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
これだけ食べにまた行きたいくらい。

モルディブその他魚加工商品
写真は撮れませんでしたが、こちらの工場では他にモルディブかつお節(ヒキマス、ワローマス)、
リハークル(魚液状エキス)も製造していました。
どちらもモルディブ人の家庭料理には欠かせないもの。
同じ環礁内の個人商店にはたくさんこちらの工場で製造された商品が並んでいました。
工場視察アレンジ承ります
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