首都マレで必ず立ち寄りたい島民の台所！魚市場とかつお節市場

首都マレはヴェラナ国際空港から公共フェリーで約10分。
昨年空港とマレをつなぐ橋が開通したので、
タクシーや公共バスでの移動も可能になりました。

マレは現地の人々が住む場所で、リゾートとは全く異なる雰囲気。
かなり混沌としており、街中は真っすぐ歩けないほどです。
モルディブの人口の3分の１にあたる約12万人ほどが住んでいる、
世界一の過密都市の1つと言われているのも納得です。

そんな首都マレ島、帰国日のフライト待ち時間を利用して
ちょっと立ち寄って観光、ショッピングに人気です。
マレ近郊のリゾートでは、わざわざリゾート発着のマレツアーが
催行されています。

首都マレの観光ポイントらしいポイントはかなり限られますが、
そんな中、個人的に絶対に立ち寄って欲しい場所があるんです。

その場所とは・・・？？

モルディブの首都マレ島

まずは少し、マレの紹介から。

マレはモルディブの首都の名前で、1つの島から成り立っています。
島は一周歩いて1時間半ほどの広さ。
観光ポイントは島の北側（港沿い）に集中しているため、
徒歩で2時間もあれば十分に見て回ることができます。

現地の人が住む島で、これといって観光地化されているわけでもなく、
特に観光ポイントがあるわけでもないんですが、
それでもせっかくはるばるモルディブに来たからには見ておきたい
歴史的建造物やイスラム教のモスク、モルディブ独特の街並みなんかがあります。

ブラブラ散策もいいんですが、現地ガイドからの説明を聞きながら巡ると、
ガイドブックには載っていない情報なんかがあり深みが増しますので、
初めてのマレ観光にはお勧めです。

モルディブ人とお話できる機会もできますしね。

モルディブの首都マレに在住8年目になり何度も足を運んでいますが、
行く度にカメラを取り出してしまうポイントがこちら。

島民の台所、魚市場！
マレに立ち寄る際には必ず立ち寄ってほしいポイント、その①です。
水揚げされたばかりの新鮮な魚がゴロゴロ。
なかなか圧巻です。

メインとなる魚は、かつお、まぐろ。
一本釣りで獲られたものばかり。
（モルディブでは網漁は禁止です）

モルディブは一人あたりの魚消費量が世界一なんだそうです。
ホームステイなんかすると分かりますが1日3食、
魚料理というのも普通のことです。
魚好きにはいいですね！

カツオ、マグロ以外にも、いろいろと鮮やかな魚が売られています。
魚は、現地ではカレーにしたり、ガルディアと呼ばれる魚スープに
したりして食べられることが多いです。
日本人が大好きな刺身、生食の文化はありません。

そもそも常温で売られていますし・・・、刺身はなかなか難しいかと。
お腹があまり強くない私は時々軽くあぶって、カツオのたたきにして
食べています。

シンプルに焼き魚にして食べたら美味しそう・・・。
（カレーじゃなくて）

こちらでは外でのお買い物は男性の仕事。

女性も時々市場で見かけますが、一人で買い物に来ている姿は
滅多に見かけません。
現地の人に聞いたところ、女性が一人で男性が多くいる場所に
出歩くのを良しとしない、というイスラム教の関係が
あるらしいですが・・・真意は不明です。

そんなわけで、男性ばかりの市場。
なんだか独特な印象。
初めての方にとっては少々入りにくい雰囲気はありますが、
足元が濡れているので滑らないように気を付ける以外は、特に大丈夫です。

魚市場まで足を運んだからには、
絶対に見て行きたいのが ”マグロ解体ショー”！

ショーといっても、これは私が勝手に心の中でそう呼んでいるだけで、
ショーではありません。
魚を購入した人から依頼を受けて、さばいているだけです・・・。

それでも日本で見られる解体ショー顔負けの、大迫力！
きっとあそこのパーツはトロ・・・
おいしそ〜・・・と思わず声が漏れてしまいます。

このマグロの解体、いつでも見られるというわけではありません。
もちろんマグロが水揚げされた時限定であることはもちろん、
時間帯も重要です。

朝早すぎる時間、夕方になってしまうと、まずこの光景は見られません。
狙い時は午前10時〜午後3時頃まで。
この時間帯に見られることが比較的多いようです。

場所はこちら。
空港行きフェリー乗り場からだと、徒歩10分ほど。
港に沿って歩くのがお勧めです。

魚市場からすぐの所にあるのが、こちらのかつお節市場。
せっかくなのでここにも是非立ち寄って行きたいところ。

近くに来ると、かつお節の香りが漂ってくるのですぐに分かります。

モルディブフィッシュと呼ばれる、モルディブスタイルのかつお節。
こちらではカレーの出汁や、ヘディカと呼ばれるお茶菓子の具に
よく使われています。

むき出しの状態で並べられており、たまにハエがたかっているので、
観光客の方にはちょっと手が出ないかも・・・。

でも、大丈夫。
真空パックもあります。
これなら臭い対策もバッチリです。

お値段は重量制で、この写真に移っているサイズであれば
一袋あたり 50〜80ルフィア（350〜560円ほど）といったところです。
カツオの水揚げ量によって、料金が変動することもあります。

こちらの真空パックタイプは、首都マレ内のスーパーマーケットでも購入できます。
（在庫があれば）

首都マレでの買い物で外せない地元スーパー、どんなものが買えるのか？

かつお節マーケットの場所はこちら。

営業日：毎日
営業時間帯：概ね08:00am頃〜20:00頃まで
金曜は08:00頃〜10:00頃、14:00頃〜20:00頃まで
※ラマダン時期は17:00頃〜20:00頃はクローズとなる見込みです。