【移転】モルディブ人経営の日本食レストランがフルマーレに誕生【Oishii】

oishii カフェ・レストラン情報

海外旅行中、日本食が食べたくなったことありますか?

私の場合は海外旅行ではその国の料理を食べたい、
食べ尽くしたいほうなので、日本食を食べたくなることは
ほぼないのですが、海外に住んでいる間(まさに今)は、
日本食が恋しくなります。

在住でなくとも、長期旅行でその国の食べ物に飽きたら、
日本食が食べたくなるかもしれません。

モルディブのリゾート島には日本食レストランが入っていたり、
ビュッフェでちょっとした巻き寿司が出たりするのですが、
首都マレを含むローカル島には日本食レストランがない・・・、
ちょっとした日本食メニューもあるレストランはあるけど、
う~ん・・・(味は・・・)という状況でした。

そこに朗報が!
なんとついに!
日本食レストランが誕生したと!?

Oishii

そのレストランの名は Oishii(おいしい)
分かりやすい・・・!

(下記画像は以前のフルマーレ店、現在は移転)

oishii

お店の場所は首都マレではなく、フルマーレにあります
【※移転 2024年7月現在首都マレにあります】。

↓こちらが2024年7月現在の場所です↓

こじんまりとした落ち着いた店内。
1人で来ても気軽に座れるカウンター席、お友達グループで来ても座れる団体席もあります。

下記画像は以前のフルマーレ店の様子

oishii

店内でひときわ存在感を放っているこちらのオブジェ。
なんと、シェフの手作り、土台以外の部分は全部砂糖で作ったものなんだそうです。

とても細かい仕事で、近くで見ると確かにフワッと甘い香りが広がります。

oishii oishii

なんだかお酒を置いていそうな雰囲気のカウンターですが・・・。
残念ながらローカル島なのでアルコール類は一切ありません。
※モルディブはイスラム教

oishii

シェフお勧めの逸品

メニューは寿司、刺身の盛り合わせを筆頭に、
うどん、カレー、ラーメンなんかもあります。
現地の人にはラーメンが人気なんだそう。

いろいろとメニューがある中で、
シェフお勧めの品をお願いしました。

ふわっとお酢の香りが店内に広がります。
シェフがカウンターで作ってくれているのはおそらく、いや、
これは間違いなくお寿司だな・・・と
期待に胸を膨らませ待っていると・・・
(なにせ数カ月ぶりの寿司)

まず出てきたのがこちら。
メニューの名は、なんと Alligator(アリゲーター)。
和訳はワニですが・・・!
具材はウナギ、です。

モルディブ人のほとんどは ウナギ=ウツボ と思っているらしい。
確かに見た目は似ているか・・?

oishii

ちょっと酢飯の酢が強いような気もしましたが、おいしかったです。
日本でも酢強めのお寿司を出すお店もありますしね。
このあたりは好みでしょうか。

それにしても芸が細かいです。
見た目も美しい。
アーモンドがかかっていたり、アボカドが入っているあたり、外国でよくある創作寿司という感じ
ですね。

oishii
(170ルフィア、別途サービスチャージ、6%GST。2019年5月現在)

次に出てきたシェフお勧めはこちら。
刺身の盛り合わせ。

oishii
(180ルフィア、別途サービスチャージ、6%GST。2019年5月現在)

サーモン以外は地の物とのこと。
マグロはモルディブのキハダマグロ。
他にはその時にお勧めの魚が入るんだとか。

冷凍されたものを解凍した刺身って分かりますよね。
なんとなく水っぽいというか。

でも、今回こちらでいただいた刺身は冷凍ではない!のが分かるくらい、
超新鮮!でした。
う~ん、これでトロが入ってたら最高だな~!
赤身ももちろん美味しかったですよ。
刺身だけでいただきましたが、やっぱり日本人としては、熱
々の白いご飯と食べたいような。

そして最後の〆はデザート。
なんと、抹茶ブリュレ。
(初めて食べたかも、ブリュレ、なるもの)

Oishii
(110ルフィア、別途サービスチャージ、6%GST。2019年5月現在)

表面は火であぶられパリパリとなった砂糖で覆われていて、
それをスプーンでバリバリ割ると、
中には抹茶風味のプリンをもっとやわらかくしたようなものが。

抹茶のほどよい苦みと、砂糖の甘さ、いちごの酸っぱさのバランスが絶妙で、
ペロッと食べてしまいました。

デザートは他にも、チョコレート味噌ケーキ、ブルーベリーチーズケーキ、
抹茶ティラミス等がありどれもおいしそう。

Oishiiチーム

oishii

メインシェフのファティーンさん(左から2番目)とシフさん(一番左)。
そしてスリランカ人シェフ、モルディブ人のウェイターさんで
仕切られているOishii。
なんとモルディブ人経営なんですね。

モルディブのリゾートでシェフとして長年働き、日本人シェフから
日本食を学んだというファティーンさん。
夢は日本に行き、本場の日本食を学ぶことなんだそう。

日本が大好き、料理が大好き!というオーラ―をひしひしと感じる、
アグレッシブなキャラクター。
日本だとシェフ(料理人)は表には出ず寡黙で黙って、という
イメージがあるのですがここは南国モルディブ。

シフさんはモルディブではめずらしい女性シェフ。
ファティーンさんとは対照的なキャラクターながら、
彼が調子に乗って(?)話している間、アピールすべき点を横から
しっかり細かに補足する、かなりのしっかり者。
(う~ん、なんかうちの会社のキャラに似ているような)
見ていてかなり微笑ましかったです。

モルディブらしい明るさとのんびりとした緩さ(?)で、
日本食を楽しめるOishii。
日本食が食べたくなったら、また行こうっと。

営業時間

(2024年7月現在)
平日・土日:12:00pm-24:00
金曜:15:00-24:00
休み:不定期