ローカル島のゲストハウスに滞在するなら知っておきたいこと

ゲストハウス モルディブの宿泊施設

モルディブの宿泊施設にも、実はゲストハウスというカテゴリーがあります。
特に正式にカテゴリー分けされているわけではないですが、イメージ的には下記の順番で宿泊料金が高く、また宿泊料金が高いほうは皆さんが一般的に抱いているモルディブ!に近いんじゃないかな、と思います。

①リゾート
②ラグジュアリーホテル(ローカル島) 
③ホテル(ローカル島)
④ゲストハウス(ローカル島)

ゲストハウスと呼ばれる宿泊施設カテゴリーは世界中にありますが、【ゲストハウス=安宿、値段重視の宿泊施設】というのは世界共通なのではないでしょうか。
そして大体どこの国も、ゲストハウスと呼ばれる宿泊施設のサービスや施設は似たり寄ったり。

ただ実は、モルディブのゲストハウスは東南アジアや欧米のそれとはいろいろとサービスやら勝手が違うのです。
一体どんな部分が違うのでしょうか。
それを知らずに滞在してしまうと、こんなはずじゃなかった!ということになってしまいます。

タイが大好きで、これまで多くのバンコクにあるゲストハウスに泊まってきた私Yasuの目線から、【モルディブローカル島のゲストハウスは他の国と何が違うのか】をご紹介します。

ドミトリーはなく、すべて個室

そうなんです!
まずはなんといっても、この点じゃないでしょうか。
”ドミトリーはない!”んです。

ドミトリーとは一部屋に二段ベッドが2、3台入っていて、複数人で一部屋を使うスタイル。
イメージ的には日本のカプセルホテルに近いかと思います。
プライバシーがない分破格的な料金で、バンコクだと1泊千円程度で泊まれたりします。

ゲストハウスというとこのドミトリーが必ずといっていいほどあるものですが、モルディブではこのスタイルの部屋はなく、個室のみとなります。
サーファーが多く集まる島のゲストハウスは現地で相部屋OK!な宿もあるようですが、極々わずかです。

今後、モルディブでもドミトリータイプのお部屋が出てくるのでしょうか。

共用キッチンがない

オーストラリアでよく泊まっていたゲストハウスなんかは、ゲストもキッチンを使うことができ、自炊は当たり前のように可能でした。
調理器具やら電子レンジ、電気ケトルなど充実の設備。
(そのため、塩や醤油などの調味料もバックパックに詰め込んで旅していた・・・)

モルディブでゲストハウスとよばれる宿泊施設は、全室4部屋〜10部屋ほどの小規模サイズ。
同じ敷地内にキッチンがあり、そちらでゲストの食事が準備されます。
そのキッチンをゲストが使うことは・・・基本的にできません。

限られたスペースということもありますし、食器もゲスト用のものしか置いていないし・・・などいろいろな理由があるかと思います。
そもそも島のお店に食材が豊富にあるわけでもないですし、作れるとしてもヌードルくらいでしょうか。
・・・ゲストハウスには大抵お食事メニューがあります。
注文しちゃいましょう。

共用の洗濯機がない

これもゲストハウスと呼ばれる宿泊施設には当たり前のようにあり、1回1ドル程度で洗濯機を利用できます。
長期滞在者が多いからこそのサービスだと思いますが、暑い国だと毎日でも洗濯したいのでコインランドリーはとても重宝します。

モルディブも暑い国なので1週間も滞在となると洗濯したくもなるかと思いますが、モルディブのゲストハウスには共用の洗濯機がありません。
そのため、自分で手洗いか、もしくはゲストハウスのスタッフにお願いして洗濯してもらうか(チップ要)になります。

自分で手洗いの場合に必要となるハンガー。
ゲストルームのクローゼットにハンガーが少ないことが多いので、チェックインしたらまずハンガーを追加でリクエストしましょう!

共用ラウンジがない

共用ラウンジ!
旅の情報交換にもってこいの共用スペースも、ゲストハウスには付きものですね。
ここがあるからゲストハウスに泊まる!という人も多いのではないでしょうか。
ここで一人旅同士の出会いがあり旅友ができる、というのがバックパッカー旅の定番だったりもします。

モルディブのゲストハウスには、この共用ラウンジというものがありません。
でも食事をとるダイビングエリアや屋外スペースには、特に夜、ゲストが集いやすいので、そこで交流が生まれることも。

ゲストハウス

 

まとめ

いかがでしたか。
モルディブのゲストハウスが大体どんな雰囲気なのか、イメージができたでしょうか。

1泊60ドルくらいから宿泊できるモルディブのゲストハウス。
これは他の国と同様ですが、宿泊施設の料金とサービスや施設は当然ながら比例します。

予算とイメージにおいて、満足、納得できる宿泊施設に泊まりたいですね。