モルディブはイスラム教。
国教なので、100%ムスリムです。
イスラム教には1年に1回、一ヵ月ほどラマダン(断食月)があります。
ラマダン期間中の島の雰囲気、滞在中に気を付けたいこと、知っておきたいことをご紹介します!
2019年のラマダンはいつからいつまで?
今年は5月6日頃から開始見込みです。
※政府より告知があり、5月6日〜開始確定となりました(2019年5月5日更新)。
開始日は月の満ち欠けにより、その日の夜に政府によって告知されるので、1日〜2日ずれることも
あります。
一ヵ月間なので、5月6日〜6月7日までとなる見込みです。
ラマダンってなにするの?
ラマダン中、ムスリムは日中一切の飲食を断ちます。
断食といっても24時間するわけではなく、日の出から日没までの明るい時間帯限定なのです。
日没後にとる食事は、現地の人にとっては”朝食”。
現地ではイフタールと呼ばれます。
ラマダンはお祭りみたいな感覚もあるようで、いつもよりも食事が豪華、品数が増える家庭が多い
ようです。
観光客が知っておきたいこと
ムスリムではない外国人観光客が、滞在中に知っておきたいことをご紹介します。
ちなみにリゾート島は制約なく、普段通りです。
下記は首都マレを含むすべてのローカル島に滞在、訪問する方向けの情報です。
1.日中、レストランやカフェは閉店。宿泊施設内のレストランは通常通りオープン。
2.スーパーや個人商店は通常通りオープン
3.観光ポイント、国立博物館は通常通りオープン。
4.首都マレツアーは通常通り催行。
観光客が気を付けたいこと
1.日中、現地の人は一切の飲食を断ちますが、観光客である私たちは飲食を断つ必要は
ありません。
ただ現地の人の前での飲食は、極力控えたいところです。
ツアー中に街中で水を飲む行為は、全く問題ありません。
2.首都マレを含むローカル島のレストランやカフェは18:00頃からオープンしますが、
ラマダン時期は現地の人向けの特別メニューが多く、ほとんど事前の予約で埋まります。
飛び込みではほぼ座れないのでご注意ください。
特に18:00〜19:00頃は避けるのが無難です。
3.日没前後は全員モスク行くため、人通りがほぼなくなります。
逆に日没後の食事後〜24:00頃まで、特に首都マレは人でごった返します。
毎年スリが多発しているので、重々気を付けてください。
まとめ
ラマダン中のローカル島は不便な面もある一方、リゾート島では決して見られない、現地ならではの
文化や慣習を感じることができる時期でもあります。
私 Yasu が所属するS&Yツアーズアンドトラベルでは、ラマダン中にローカルのお宅に訪問して、
一緒にイフタールを食べてイスラム教についてあれこれ話を聞ける、プチホームステイ体験型
ツアーを催行しています。
発着は首都マレ、催行時間は 17:30頃〜2時間ほど(見込み)です。
なかなか貴重な経験になること間違いなし!ですよ。
催行日についてはお気軽にお問合せください。